妻と一緒に混浴へ 第8話 妻の変化
(前話はこちら)
妻から露天風呂での出来事を聞いた私はもう我慢できず、貪るように妻を抱きました。
アレを挿れる際、数刻前に他人棒が⋯という思いもよぎりましたが、むしろそれが興奮を一層増長させました。
コトが終わった後も、私は妻に行為の有無をあらためて質す気持ちにはなりませんでした。
もちろん問いただせば、妻は答えてくれるとは思います。
しかしたとえ答えが「No」だったとしても、疑念を完全に消すことはできません。
そしてもし「Yes」という答えが返ってきたら⋯、きっと私は聞いたことを後悔するでしょう。
世の中には知らない方がいいことが、やはりあるように思います。
⋯セックスの後、これまでになかったほど緩かった妻の膣口の感触が下腹部に長く残りました。
この出来事の後も、私は妻との温泉巡りを止めることなく続けました。
そして妻もこの出来事を機に、どこか吹っ切れたように感じられます。
たとえばタオル可の混浴温泉に入る際も、以前のようにタオルを厳重に巻くことはせず、ただ前に垂らすのみとなりました。
タオル巻きを止めた理由を聞いてみたところ、このほうが温泉の湯を肌に感じられて寛げるとのことでした。
ガードも緩み、大事なところがチラっと見えてしまうこともあります。
妻自身、もう多少見えてしまってもあまり気にしていないようです。
最近の楽しみは、あまり知られていない野湯や秘湯を二人で廻ることです。
こうしたところではタオルを湯に浸けるのを禁じていることも多いですが、妻の方は別段物怖じすることもありません。
ときには、男性の入浴客と一緒になることもあります。
そうした際も、もう妻はことさら体を隠したりはしません。
その堂々っぷりに、むしろこちらがたじろいでしまうほどです。
混浴と聞いただけで難色を示した頃の妻とは、雲泥の差です。
こうした妻の心境に変化について、聞いてみたことがあります。
妻曰く、なまじ隠すほうがかえって意識してしまって逆に恥ずかしいとのことです。
それにどうせその場限りなら、伸び伸びと寛いで温泉を楽しみたいとも語りました。
居合わせた男性客と裸で談笑する姿に妻の変化を実感するとともに、そんな妻の姿に相変わらず興奮している自分がいます。
まだまだ、妻と巡る混浴温泉の旅は止められそうにありません。