妻と一緒に混浴へ 第2話 タオルから覗く胸元
(前話はこちら)
タオル一枚の妻が男性たちの視線に囲まれているという状況、妻と一緒に入った混浴での体験はたいへん刺激的でした。
あのときの感覚が忘れられない私は、さっそく計画を練ることにしました。
幸い仕事がら出張も多く、また結婚したばかりで子供もいないため、これまでも機会があれば妻を誘って各地を回っていました。
そこで夫婦で旅行に出かける際は、混浴温泉のある、もしくはその近辺の施設にあえて宿泊するようにしました。
当初は混浴に入るのに抵抗を感じていた妻も、一度体験したことで枷が外れたのか、それ以降は特に難色を示すこともなくなりました。
なかなか理想的なシチュエーションに遭遇する機会はありませんでしたが、それでも二人で入る温泉はそれはそれで楽しかったです。
バスタオルを巻いた妻の姿は、普段の姿とはまた違って新鮮で見飽きることはありませんでした。
妻も回数を重ねることで慣れが出てきたのか、だいぶガードが甘くなっているように見えます。
緩んだタオルから覗く胸元が、いやがうえにも期待を膨らませます。
理想的なシチュエーション(?)が訪れたのは、7回目に入った混浴の露天でした。
私たちが露天に入ってほどなく、学生風の男性グループが露天に入ってきました。
学生風のグループは、私たちと挨拶を交わし同じ湯船に浸かりました。
湯船はさほど広くないため、妻と私とグループのメンバーが浸かるとほぼ満員状態です。
ここの温泉は水深が浅く湯温も高めのため、妻は胸元を水面から上に出して浸かっています。
男性たちのすぐ目と鼻の先には、タオルに巻かれた胸の谷間があるという状況に、さっそく興奮している自分がいました。
学生風のグループは、やはり大学生とのことで、サークルの合宿の下見で立ち寄ったとのことでした。
私たち夫婦と学生グループは簡単な自己紹介をし、しばし世間話に花を咲かせました。
しかしながらその内容はほとんど上の空で、意識はどうしても妻の胸元に向かってしまいます。
というのも世間話を続けていく中で、水を吸ったタオルがだんだんと下にズレていったからです。
学生たちもタオルの動きに合わせて、テンションが上がっているようです。
妻の注意をそらすかのように、学生たちは妻にいろいろ話を振っていきます。
おかげで妻は受け答えに追われて、タオルが下がり始めていることに気付けないでいます。
もうあと数センチ、いや数ミリもすれば乳輪が見えてしまいそうな状態にまで進みました。
このままギリギリのところで大事な所までは見られたくない気持ちがある一方で、その状態をこの目で見てみたいという相反する複雑な感情が渦を巻きます。
そんななか恐れていたような、あるいは待ち望んでいたような瞬間がついに訪れました。
体に巻いたタオルの縁から、乳輪の上端が微かに覗いたのです。
学生たちのテンションもさらに上がり、これまで以上に矢継ぎ早に妻にいろいろ話を振っていきます。
妻は乳輪の上端がチラ見えしたまま、学生たちが振る話題に応答しています
こうした状況にすでに興奮のボルテージも限界に近い状態です。
さすがに今回はここまで十分かと、話を切り上げて上がるタイミングを探っていました。
しかし話はこれだけでは終わりませんでした。
妻がなにげなく体を動かした際、胸元のタオルがさらに緩んで、ついに乳首までオープンになってしまったのです。
けれども会話に気を取られている妻は、そのことに気付けません。
学生たちの目の色が変わり、場の空気も明らかにそれ以前とは変わったように感じられました。
喪失感と同時に痺れるような興奮が体を走りました。
妻は会ったばかりの男子学生たちに自分のおっぱいを見せたことになります。
学生たちのすぐ目の前でおっぱいを出したまま会話を続ける妻の姿を見ながら、しばし衝撃に包まれました。
それは、実時間としては30秒にも満たない短い時間だったかと思います。
しかし私には、その時間はまるで刻が止まったかのように感じられました。
やがて学生たちの熱を帯びた視線から、胸元を確認した妻は自分の状態に気付き、慌ててタオルを巻き直しました。
一瞬なんともいえない沈黙があたりを包みます。
学生たちは残念そうな表情を見せたものの、場の空気を取り繕うかのようにさっきまでしていた会話の続きを始めました。
妻もそれに対して、まるでなにもなかったかのように答えていきます。
そんな妻の姿が様々な想像を掻き立てます。
はたして今、妻の胸の裡にはどのような感情が去来しているのでしょうか⋯⋯
さすがにその後は再び乳首が見えてしまうようなこともなく、私たちは折をみて湯から上がりました。
正直ここまでの展開は想定外でしたが、衝撃的で忘れられない一日となりました。
温泉からの帰り道、妻に今回の温泉の感想を聞くと「別に普通だったよ」と何事もなかったかのような素振りです。
そんな妻の姿に、さきほどの光景が重なって心拍が高まる自分がいました。