コスプレに目覚めた彼女 第2話 衣装の変遷

(前話はこちら)

彼女が仕事の依頼で、始めてセクシー系の衣装を着たときのことはよく覚えています。
それは某ゲームのキャラクターの衣装で、胸の谷間が強調されたデザインとなっていました。

「さすがにこれは、ちょっと恥ずかしいかも⋯」
試着した彼女は、顔を赤らめていました。

「魅惑のコスプレイヤー68」のサンプル画像
DUGA「魅惑のコスプレイヤー68」
しかしイベントが始まると、彼女は臆することなくポーズをとりました。
観客のリクエストに答えてセクシーなポーズも決める姿に、彼女のプロ意識を見ました。

イベントが終わった後に感想を聞くと、やはり最初は恥ずかしかったようです。
しかしキャラになりきって演じているうちに、それも薄らいでいったとのこと。
さらにこれまでとは違ったタイプのキャラを演じることで、新鮮さも感じたそうです。

こうして彼女は、露出度の高めの衣装も着こなしていくようになりました。

胸元が大胆に開いたドレス。
太もも丸出しに近いスカート。
布面積少なめの肌着。

「魅惑のコスプレイヤー70」のサンプル画像
DUGA「魅惑のコスプレイヤー70」
彼女が着る艶やかな衣装は、ひときわ人気が出ました。
そのためフリーの撮影会などでも、これらの衣装を着用するようになりました。
ファンの前でセクシーなポーズをとるその姿は、普段の彼女からは想像もつきません。

彼女のSNSも、着実にフォロワーを増やしていきました。
SNSでは、彼女の様々なコスプレ画像も配信されています。
彼女曰く、露出度の高い衣装の方が反応も良いとのことです。

ファンサービスも兼ねて彼女は露出度高めの写真もよくアップし、人気を伸ばしていきました。
そしてこうした活動が評価され、プロカメラマンによる撮りおろしのデジタル写真集の企画が立ち上がりました。
彼女も企画を承諾し、某日撮影が行われました。

翌日彼女に会った際に話を聞くと、撮影はほぼ一日がかりだったそうです。
カメラマンの指示に合わせていろんなポーズをとったので、体力的にはけっこうきつかったとのこと。
しかし撮影自体は、思いのほか楽しめたそうです。

彼女に、どんな写真を撮ったのか聞いてみました。
すると「ちょっとエッチな感じの写真も多かった」と返ってきました。
彼女の口から「エッチ」という単語が出て、少々驚きました。

しかし具体的な内容については、ぼかしてあまり教えてくれませんでした。
いずれにせよ写真集を見ればわかることなので、おとなしく発売を待つことしました。

そして某日、彼女の初となるデジタル写真集がリリース発売されました。

僕はさっそくダウンロードし、中身を確認しました。
その内容は、僕が想像してた以上に「エッチ」なものでした。

「恥じめて全裸」のサンプル画像
レモンアップ「恥じめて全裸」
横乳丸見えのエプロン姿。
身体にぴったりフィットしたレオタード姿。
バストトップをテープや布切れだけで隠した姿。

普通のコスプレ写真もある一方で、こうしたかなり際どい写真も多かったのです。
乳首やアンダーヘアの直接的露出こそ無いものの、見る人によっては裸よりエロいとさえ感じるかもしれません。

このギリギリのエロスが評判を呼び、写真集は売上を伸ばしました。
そしてこのヒットを機として、有料コンテンツの配信も開始されました。

「First Time」のサンプル画像
レモンアップ「First Time」
ファンに向けて、撮りおろしのグラビアやイメージビデオなどが定期的に公開される形です。
限定公開だけあって、その内容はかなり攻めた内容となっています。

薄布越しに乳首や恥丘の膨らみが認識できる写真も少なくありません。
ヌードの一歩手前で魅せるコスプレは、客観的にみても相当エロティックでした。

いまのところ乳首やヘアーの解禁はありませんが、撮影現場ではスタッフの視野に入っていたと思われるようなポーズもあります。
彼女に確認したところ、やはり現場ではそういうこともあったそうです。
しかし写真には映らないからと、本人はさして気にしていない様子でした。

「なまらめんこい!」のサンプル画像
FANZA「なまらめんこい!」
こうしたネットを利用した活動と併行して、リアルな場での活動も引き続き行っています。
彼女のコスチュームの露出度が上がってきたことで、撮影会の雰囲気も以前とは変わってきました。
常連のファンも付き、会場は独特の熱気に包まれるようになりました。

観客の反応がダイレクトに伝わってくることが、リアルならではの魅力らしいです。
ファンが喜んでくれると、彼女もすごく嬉しいそうです。
皆の前でセクシーなポーズをとる彼女の姿に、人はここまで変われるのかと驚きます。

普段は人一倍シャイな彼女が、コスプレの世界ではこれほど大胆になれるなんて不思議ですね。

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