自主制作映画で
僕の通っている大学の映画サークルは、多くのクリエイターも輩出している名門サークルです。
例年自主制作映画を制作し、アート志向の尖った作品は、これまで賞を受賞したことも幾度となくあります。
僕自身は映画サークルには所属していませんが、毎年学園祭で公開される映画は楽しみにしています。
同じゼミの女子学生がこのサークルに所属しており、このたび主演を務めることになりました。
この女子学生、〇〇さんは可愛らしいルックスの上に性格も良いため、ゼミのアイドル的な存在です。
映画の主演に抜擢され、〇〇さんもかなり意気が揚がっているようです。
今度の映画では、某文芸作品を現代的にアレンジして映像化すると聞きました。
ただこの原作、性的な場面もけっこうあったりします。
はたしてそのあたりをどのように表現するのか、個人的にも興味がありました。
そして迎えた学園祭。
上映初回の席に着きました。
映画の内容自体は、この大学の映研ならではのレベルの高いものでした。
しかし驚いたのは、原作の性的なシーンも正面から描いていたことでした。
主演の〇〇さんが、ヌードになっているシーンもありました。
時間は短いですが、銀幕上でおっぱいはもちろん、チラリと下の茂みも確認できました。
この映画に懸ける、〇〇さんのプロ意識を感じました。
そして同時に、生のヌードを見たであろう現場の面々が羨ましくもありました。
映画は評判を呼び、かなりの人気を博しました。
その人気は作品の芸術性もさることながら、実は〇〇さんのヌードに因るところも大きかったのではないかと思っています。