フォトスタジオで働く彼女
僕の彼女は大学卒業後、とあるフォトスタジオで働いています。
彼女自身も写真を撮るのが好きで、勉強も兼ねてそこで働くことにしたそうです。
スタジオのオーナーは写真家としても活動している人で、よく街角のギャラリーで作品を展示したりもしています。
彼女も撮影のアシスタントを務めたり、ときにはモデルになったりすることもあります。
彼女と一緒にその写真家の展示を観にいったこともありますが、さすがプロだけあって完成度の高い写真を撮っていました。
会場で彼女がモデルを務めた写真も幾度か目にしたことがありますが、その姿は贔屓目抜きにとても美しかったです。
ある日、件の写真家がよく展示をするギャラリーの前を通ったとき、その写真家の個展が開催されていることに気付きました。
写真家の展示がある際は、だいたい彼女が僕にDMをくれるので、案内が無いのは珍しいなと思いました。
今回の個展は、女性がテーマのようです。
会場に入ると、ヌードの写真もけっこうありました。
会場を周った僕は、奥に彼女が被写体の写真も飾られていることに気付きました。
そしてそのなかには、一糸まとわぬ彼女の姿もありました。
もちろんいわゆるアダルト系の写真とは違いますが、彼女が勤め先の男性の前で裸になったことにまず驚きました。
写真のキャプションの下には赤シールが並び、かなり売れていることがわかります。
どんな人たちが購入しているのか知るすべはありませんが、たしかに彼女の裸身はたいへん美しく、飾りたいと思うのも頷けます。
エディションとはいえそれなりの値段がするので正直少し迷いましたが、思い切って僕も一枚購入することにしました。
これで後日、自宅に彼女の写真が届くことになります。
その後、彼女に会った際に、写真展を観たことや作品も買ったことを話しました。
彼女は恥ずかしそうにしてましたが、とても綺麗だったことを伝えると嬉しそうにしていました。
聞くと、前からヌードも撮らせてほしいと頼まれていたそうです。
恥ずかしさはあったけれど、真剣な内容だったことと、その熱意にほだされて承諾したとのことでした。
会期終了後、丁寧に梱包された彼女の写真が届きました。
彼女から恥ずかしいから止めてと言われましたが、今もその写真は自室に飾ってあります。
実はこっそりオナネタにも使っていることは、彼女に内緒にしています。