セルフポートレイトヌード
大学時代は美術系の学部に在籍していました。
美術系の大学は女子学生の比率が高いことが多いですが、例にもれず僕の通っていた大学も女性が多かったです。
中高は男子校に通っていたこともあってか、世の中には本当にいろんなタイプの女性がいるんだなというのも驚きでした。
お堅い学生がいる一方で、おしゃれなのか胸元が開いた服をよく着てる女子や、冬でも生足を露出させているような子もチラホラいました。
男の自分には正直あまりよくわからないことも多いですが、女子にはそれぞれのこだわりがあるんだろうなと思います。
なんにせよ露出度が高い分には文句はありません。
中には尖った感じの女子学生もたまにいます。
僕の知っている範囲では、ポリシーなのかノーブラで過ごしている学生も一人いました。
薄着の季節には胸ポチをしていたり、ちょっとした拍子にチラリと乳首を拝めたこともあります。
また美術系の学生あるあるですが、性をテーマにして制作する学生も一定数います。
直球から変化球まで様々ですが、そんな中でも特に記憶に残っている作品を紹介したいと思います。
写真家の中には、セルフポートレイトを作品として発表している写真家も多いです。
なかには、自身の裸を被写体として発表している女性写真家もいます。
ここでそうした作品の意義について深く掘り下げることはしませんが、自画像は美術の永遠のテーマの一つでもあります。
表現を突き詰めていく中で裸の自分に至るというのも、ある種の必然なのかもしれません。
そして同級生の中にも一人、そうしたセルフポートレイトヌードに挑戦した女子学生がいたのです。
当然シリアスなアート作品であり、アダルト目的のエロ写真とは一線を画しています。
とはいえ、女性の裸であることには変わりありません。
ましてや、写っているのは身近なクラスメートのヌードです。
ふだん真面目でおとなしい彼女がそうした作品に挑戦したことにびっくりすると同時に、男の部分が反応してしまうのも禁じ得ませんでした。